2025/12/03重要なお知らせ
2025年11月28日、エアバス社はA320系統の航空機について、強い太陽放射により飛行制御データが破損する可能性があることが判明した旨の声明を公表しました。この問題に関して、欧州航空安全機関(EASA)は、エアバスA320等の航空機について飛行制御システムの改善指令を発出しており、F.bit航空機小口化商品第1号(以下、本商品)の運用対象であるエアバスA320-200も改善指令の対象となりました。
本商品の賃借人であるイベリア航空は、改善指令に対してすでにソフトウェアの入れ替えなどの対応を完了しており、本件による運航の乱れは発生しておりません。
なお、本商品の運用対象機材に係るリース契約においては、耐空性改善命令に基づく作業により発生した経済的負担について、一定の金額までは賃借人負担であり、これを超える場合には超過額について賃借人と賃貸人が分担する旨を規定しています。本件に関する詳細な状況については調査中ですが、仮に今回の改善指令に対するイベリア航空の対応がソフトウェアの入れ替え作業のみで完了している場合、一般的には大きなコストの発生はなく、経済的負担がリース契約において賃借人負担と規定される額を超える可能性は低いものと思われます。
引き続き、リース管理会社であるFPGアメンタム社とともに情報収集と精査を進めてまいります。
